SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2023 春の陣

2023年3月14日(火)10:00~16:00

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Ruby on Railsとエンタープライズの現在

エンタープライズ開発においてRailsに死角はあるか

第3回

前回までは、Railsを開発に利用することについてのメリットなどについて解説した。今回は、エンタープライズ領域で利用する際に注意しておくべきことや課題などについて述べたい。

はじめに

 2000年前後から、Webアプリの開発が増え始めた。開発言語はJavaが主流であり、PerlやPHPなども一部使われている。エンタープライズ(基幹業務)をWebアプリで開発するケースは少ないが、確実に増えてきている。ほとんどがJavaである。

 そんな中で、データの一括処理や大量帳票の印刷などのバッチ業務ではCOBOLが利用されている。バッチ業務はWebアプリである必要がないので、クライアントサーバシステム(CSS)の資産を流用できることも大きな理由だが、若いJavaのプログラマが大量データを扱うバッチ業務の作り方を知らないことが一番の理由だと考える。

 しかし、Rubyで基幹業務開発を行なう場合に、Javaと同じようにバッチ業務にCOBOLを利用したのでは、わざわざRubyを採用する付加価値が少ない。

 今回の開発では、バッチ業務を敢えてRubyで開発することにした。そうすれば、1人のエンジニアがオンラインもバッチも両方見ることができる。プログラム部品も両方で共有できる。これは、基幹業務開発の重要な条件である「生産性」と「品質」に好ましい結果を引き出すことになる。

 そのためには、Ruby開発環境として「バッチ業務のジョブ管理機能」「ジョブスケジュール機能」「帳票印刷スプール機能」が必要であった。また、言語仕様が豊富なRubyならではのメンテナンス性に関する懸念や、インタプリタであるスクリプト言語の実行性能に関する不安など、基幹業務の開発言語としての課題が存在した

次のページ
メンテナンス性についての課題

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
Ruby on Railsとエンタープライズの現在連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

吉岡 宏(ヨシオカ ヒロシ)

(株)マツケイ 代表取締役社長
 1953年1月生まれ。1976年(昭和51年)からソフトウエア業界に身を置く。その間、メインフレームのOS・ミドルウエアの開発から始まり、フィールドでのSIやパッケージ開発・適用を第一線で指揮して来た。 現在、島根県情報産業協会:副会長、NPO法人ITCしまね:理事長、(...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/787 2008/10/28 09:00

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2023年3月14日(火)10:00~16:00

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング