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さまざまなデータが入り混じった表で、特定のデータの個数を求める方法を紹介します。
概要
以下のサンプルファイルの表には、○、△、□、☆、そして×の5種類の記号が入り混じっています。
この表の中からそれぞれのデータの個数を数える場合は、範囲内で検索条件に一致するものをカウントする、COUNTIF関数を利用します。
COUNTIF(範囲,検索条件)
本稿では、さまざまなデータが入り混じった表で、特定のデータの個数を求める方法を紹介します。
操作手順
ここでは例として、J2セルに○の個数を求める方法を紹介します。
- サンプルファイル「sample.xls」を開きます。
- J2セルを選択します。
- 数式バー横の[関数の挿入]ボタンをクリックします。
- [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]のプルダウンから「統計」を選択します。
- [関数名]の一覧から「COUNTIF」を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- [関数の引数]ダイアログボックスの[範囲]には、セル範囲(B2:G6)を指定します。
- [検索条件]ボックスには「"○"」と入力(文字列なので検索したい記号をダブルクオーテーションで括る)して、[OK]ボタンをクリックします。
- ○の個数が求められました。
J2セルの数式は以下の通りです。
=COUNTIF(B2:G6,"○")
備考
その他の記号の個数を求める数式は以下の通りです。
J3セルに△の数を求める
=COUNTIF(B2:G6,"△")
J4セルに□の数を求める
=COUNTIF(B2:G6,"□")
J5セルに☆の数を求める
=COUNTIF(B2:G6,"☆")
J6セルに×の数を求める
=COUNTIF(B2:G6,"×")

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小濱 良恵(コハマ ヨシエ)
Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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