概要
通常、PowerPointのプレゼンテーションファイルのスライドショーを実行するには、そのファイルを開いて[スライドショー]-[実行]を選択するか、[F5]キーを利用する方が多いと思います。
しかし、編集画面を聞き手に見せたくない場合もあると思います。そのような場合には、「PowerPointスライドショー」形式で保存するとよいでしょう。アイコンをダブルクリックしたときに、編集画面が開くことなく、すぐにスライドショーを開始できるので便利です。
本稿では、ファイルアイコンのダブルクリックですぐにスライドショーを実行できるようにする方法を紹介します。
操作手順
- サンプルファイル「sample.ppt」を開きます。
- [ファイル]-[名前を付けて保存]を選択します。
- [名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されるので、保存先やファイル名を指定します。
- [ファイルの種類]ボックス一覧から「PowerPointプレゼンテーション」を選択して、[保存]ボタンをクリックします。
- ファイルの拡張子が「.pps」として保存され、ファイルをダブルクリックするとすぐにスライドショーが実行されるようになりました。
PowerPointスライドショーファイル(*.pps)を開いたあとに終了するには[Esc]キーを押します。
備考
ファイルの拡張子を「.ppt」から「.pps」に変更するだけでもPowerPointスライドショーとして認識されます。実際のファイルの中身はどれも同じで、拡張子の違いによってファイルを開いたときの動作が異なります。
「PowerPointプレゼンテーション」として保存したファイルをPowerPointで開くには、PowerPointを起動して、そのファイルを指定して開きます。