それでは、いよいよこの連載の冠にしている動的な情報にアクセスしていきます。今回はストレージに焦点を当て、データベースのファイル配置と大きさを確認します。
ファイル配置 | データベースを構成するファイル(データファイルとトランザクションログファイル)が配置されたボリュームとファイルパスを確認します。 | |
大きさ | ファイルサイズ | データベースを構成するファイル(データファイルとトランザクションログファイル)のファイルサイズを確認します。このファイルサイズとは、ファイルのプロパティから確認できる”サイズ”に等しくなります。 |
実データサイズ | データベースを構成するファイル(データファイルとトランザクションログファイル)は将来予想される大きさで作成します(詳細は次回解説予定)。このようにあらかじめ大きく確保されたファイルの中でデータベースが実際に使用している領域のサイズを実データサイズとして確認します。 | |
レコード件数 |
データベースに作成されたテーブルのレコード件数を確認します。 |
![ファイル配置(ボリューム、ファイルパス)やファイルサイズはOSからも確認できます](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9626/9626_1.png)
![データファイルのイメージ図 あらかじめ確保されたファイルの中でデータベースが実際に使用している領域のサイズを実データサイズとして確認します](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9626/9626_2.png)
なお、前回に引き続き本記事でご紹介する実行例はSQL Server 2016 SP1 Enterprise Edition on Windows Server 2016 Datacenter環境での実行結果になります。お使いの環境によって相違がでる可能性に留意ください。
![この記事で紹介する実行例の環境(SELECT @@VERSIONの結果)](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9626/9626_3.png)
また、今回からはご紹介するクエリをGitHUBに公開してみたのであわせてご活用ください。