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オンプレミスからクラウドへ、変わりゆく運用管理者の役割とは~インフォリスクマネージ株式会社 河本剛志氏

  2009/11/19 07:00

インフォリスクマネージ 取締役CTOの河本剛志氏によるセッションでは、運用管理者が抱く多くの悩みを解決してきた同社のホスティングサービス「Utilityz」の新しいクラウドモデルが紹介された。

情報リスクマネジメントのサービスを提供

 1997年設立のインフォリスクマネージは、情報資産の活用を最大化していくための各種サービスを「情報リスクマネジメント」という視点で提供している。リモートによる24時間365日のシステム運用監視サービスをはじめ、フルマネージドサービスを付加価値としたホスティングサービスの提供、セキュリティコンサルティング、ネットワーク層やWebアプリケーションの脆弱性診断など事業を拡大してきた。

インフォリスクマネージ 
取締役CTO 河本剛志氏
インフォリスクマネージ 代表取締役副社長兼CTO 河本剛志氏

 中核は、現在200社4000ノードを超える運用監視サービスをはじめとするシステムダウン対策事業である。そして、2009年10月にスタートしたのが、クラウド型のホスティングサービスだ。取締役CTOの河本剛志氏は「背景にはやはりIT市場動向の変化がある」と語る。

 市場調査会社が公表しているデータによると、経済環境が厳しい2009年度のIT投資において2月と7月で比較すると、中堅中小企業の投資計画は横ばいだが、大企業では増額傾向が見られる。同時に国内クラウド関連市場は、2012年には2009年の8倍以上の規模に達する見込みとされている。

 これまでのITサービスと、クラウド型ITサービスとの違いについて、河本氏は「現場のエンジニアや運用担当者よりも、経営層の方がクラウドの認知度が高い」と見ている。恐らく経営者はクラウドになると、「何か」が良くなり、コストを抑制できるとイメージしているというわけだ。

 一方、河本氏が考える、ITサービス運用に求められるファクターは4種類あり、その筆頭はやはり安定性だ。インフォリスクマネージのシステム運用サービスは、平準化されたプロセスによりスムーズな利用環境を提供する。次に挙げられるのが可用性だ。企業におけるITシステムの重要性は年々増しており、冗長化は必要不可欠になっている。キーワードはSLA、BCP、DRであると言う。3番目は柔軟性。コストパフォーマンスを考え、フレキシブルな拡張・縮小、新技術への対応が求められている。そして最後が、内部統制に対応した安全性だ。

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連載:IT Initiative Day 2009/運用管理 Specialセッションレポート
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