
米ServiceNow DevOps担当シニアバイスプレジデント兼エンジニアリング担当責任者 パット・ケーシー氏(左)
NTTコミュニケーションズ 森林 正彰 副社長(中)
ServiceNow Japan 村瀬 将思 社長(右)
ServiceNow Japanは、日本国内のデジタルトランスフォーメーションのニーズの高まりや急成長するビジネスに対応するため、日本法人の組織拡充やトレーニングコースの拡大など、国内での投資を強化しているという。米ServiceNowは既に世界各国9拠点にデータセンターを開設しており今回で10拠点目。全拠点、冗長性を考慮してペアで運用されており、東京と大阪もペアでの運用となる。
同社はNonstop Cloudアーキテクチャーという完全冗長化と顧客ごとに論理的に分けられた専用のインスタンスを提供。99.9996%を超える可用性と月間100億トランザクションを超える高度なスケーラビリティを誇る業界屈指のクラウド環境を提供している。NTT Comの「Nexcenter」は大容量かつ高品質・高信頼なネットワーク環境や高い耐災害性を有しており、利用顧客はビジネスの根幹となる重要なデータを日本国内での保管が可能となる。
同社の村瀬将思社長は「日本のお客様の中から業種によっては、国内にデータを置いておきたいという声をいただく。日本にデータセンターを置き、安定したサービスを提供することで日本企業の働き方改革やグローバリゼーションを支援したい」と語る。また、NTT Comのデータセンターについても「堅牢性や拡張性、可用性の面で優れている」と続けた。

出典:ServiceNow作成[画像クリックで拡大表示]
協業相手のNTT Comは、社内システムや自社サービスにおいてServiceNowを利用。今後はServiceNowを利用したソリューションの開発・提供も進めるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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