「WinDirector」は、NTTデータが開発し2017年から販売しているが、このたび、NTT-ATが開発したWinActor管理モジュールを組み込んだ「WinDirector ver.2.0」を、NTT-ATでは「WinDirector powered by NTT-AT」として販売するもの。
「WinActor」は、企業等の働き方改革・業務効率化に貢献するツールとして注目されているRPAツールの1つであり、日本企業の業務にマッチした純国産ツールとして、金融業から物流・小売業と幅広い分野の2,700社を超える企業に導入されているという。
昨年11月には、「WinActor」のクラウド型管理サービスWinActor Manager on Cloudの提供を開始しているが、クラウドサービスに加えてオンプレミス版での管理運用ツールを新たに提供することで、PC1台からのスピーディーな導入から、サーバーやクラウドによる統一的な管理まで、「WinActor」の利用形態を企業の業務に合わせてより柔軟に選択できるようになるという。
「WinDirector powered by NTT-AT」の機能
1. ユーザー管理機能:WinActorを利用するユーザーの権限を設定。シナリオ実行の不正利用を防止できる。
2. シナリオとジョブ管理機能:複数のシナリオを「ジョブ」として集約して管理。指定したスケジュールに沿ってシナリオを実行できる。
3. ジョブの稼動状況管理:組織ごとのジョブの実行状況をリアルタイムにグラフ表示。ジョブの成功率、失敗率、実行率が確認できる。
4. フローティングライセンス管理(オプション):フローティングライセンス版WinActorクライアントに対し、同時利用ライセンス数を動的に管理。手持ちのWinActorライセンスを効率的に利用できる。