電通国際情報サービス(ISID)は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けたAI活用の支援を目的に、全社のAI人材と知見を結集した横断組織「AI トランスフォーメーションセンター」を2月10日に設置した。
「AI トランスフォーメーションセンター」は、顧客ビジネス課題解決のためのAI製品企画・開発、最新AI関連技術・リソースの集約およびAIスタートアップ企業・学術機関などとの連携強化、幅広い業種に対するAIサービス提供のための全社横断サポート、顧客企業の社内AI人材育成支援の役割を担っていく。
同社は、2016年に設置したAI専任組織を核に、製造業の設計開発をはじめとするさまざまな領域において、業務ごとの特性に応じた最適なソリューションの開発や適用支援を行ってきた。
これまで、時系列データを利用した動作予測や予兆検知サービス、深層強化学習で機械制御を最適化していくためのAIモデル構築や因果分析サービスといった、製造業を中心に100を超えるAIプロジェクトの推進実績がある。