米Nutanixは、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)ソフトウェアとAHVハイパーバイザーの新機能を、5月12日(現地時間)に発表した。
今回、発表された新機能は、アプリケーションとデータを復旧するための高度な自動化、シームレスなマルチサイト・ディザスタリカバリ(DR)のサポート、AHV上で動作するワークロードの同期レプリケーション、RPO(目標復旧時点)時間が約20秒のNearSyncレプリケーションによるニアゼロデータ損失などが含まれている。
マルチサイト・ディザスタリカバリでは、企業がユーザーに対してアプリケーションとデータを利用可能として状態に維持しながら、2つ以上のデータセンターの同時障害から迅速に復旧できるように支援する。
また、ランブックによるDRオーケストレーションの利用で、エンドツーエンドのリカバリプロセスをより柔軟に制御可能。DRリソースをターゲットアプリケーションに集中させるよう、きめ細かな制御ができる。
これらの新機能によって、ビジネスクリティカルなアプリケーションを保護し、万一の災害に直面しても継続的な業務運営を維持できるようになる。