SAPジャパンは、日産化学がSAPの最新ERP「SAP S/4HANA」を採用したことを、7月28日に発表した。
日産化学は、2030年を見据えた長期経営計画および2021年のあるべき姿を示す中期経営計画において、ビジネスモデルを「独自の革新的な技術で社会の要請に応える未来創造企業」と定め、社会との相乗的発展を目指している。長期経営計画で掲げた基本戦略「独自技術の進化と深化、そして拡充による新分野への進出」に基づく諸施策を着実に実行し、事業領域を拡大することで、よりバランスのとれた事業ポートフォリオの確立、景気に左右されにくい企業体質の構築を推進している。
今回の、日産化学による「SAP S/4HANA」の採用は、同事業戦略の実現を支えるIT基盤を強化すべく、同社が2018年から開始していた次期基幹システム刷新の検討の結果、決定したものとなる。化学業界における業務プロセスの豊富さや同業界における実績、最新のテクノロジー進化に追随できる優れた将来性、採用中の「SAP ERP」からの移行時に既存資産の有効活用が可能なことなどが評価された。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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