事業継続、CDPといった場合、容易に再生できなデータのバックアップとそのリカバリが重要ポイントとなるが、近年中小規模の企業でもネットワークを利用したエンドユーザー向けサービスを展開することが多くなり、その重要性が増している。
ネクスト・イットは、このような市場に向けて「Z-BYS(ジービス)」シリーズの低価格バージョン「ES」を23日発表した。Z-BYSは、マルチベンダーのストレージを統合管理するストレージサーバーだが、Windows、Linuxなどのサーバープラットフォームに対応している。HA機能も搭載しているので、これらのサーバープラットフォームの高可用運用を支援しながら、ストレージを統合管理する。
「Z-BYS ES」の価格は、管理ストレージ容量が2テラバイト、接続コネクション数が4という構成の希望販売価格(ライセンス料)は、54万8千円(税抜)からとなっている。ストレージ容量は3テラバイト、4テラバイトまで対応し、オプションでテープバックアップ機能や遠隔レプリケーション機能のラインナップもある。「Z-BYS ES」サーバーについてネクスト・イットは、ファルコンストア・ジャパンのOEM提供を受けることになっている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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