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日立、「個人情報管理基盤サービス」提供でパーソナルデータの利活用を支援

 日立製作所(以下、日立)は、「個人情報管理基盤サービス」を開発し、6月10日から販売を開始することを発表した。

[画像クリックで拡大]

 本サービスは、同社独自技術によりパーソナルデータを秘匿化・匿名化して管理可能な秘匿情報管理サービス「匿名バンク」と、データの提供先や利用目的などの変更に応じて個人からの同意を動的に管理できる各種機能を組み合わせているという。これにより、クラウド上でパーソナルデータをより安全に格納・流通させる仕組みを提供するものだとしている。

 同サービスを利用することで、個人の同意に基づいたデータの利活用ができ、時代やニーズの変化に応じた高付加価値サービスの提供やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が可能。また、パーソナルデータの利用停止や消去、第三者への提供停止を請求できる要件を緩和し、本人の権利保護をより強化した、改正個人情報保護法(2020年6月公布)に対応しているという。

 今後も同社は人々の安心・安全な暮らしを支える様々なイノベーションの創出やスマートシティの実現などに向け、データ流通や利活用を促進する取り組みを推進していくとしている。

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