米現地時間7月22日、デル・テクノロジーズおよびGE(General Electrics)は、両社の関係を拡張することを発表した。デル・テクノロジーズが、「as-a-Service」モデルを通じてGEのITインフラストラクチャー管理を支援することで、世界170カ国におよぶITインフラストラクチャーを、スケールアップすることが可能になるとしている。
GEはプライベート クラウドによるアプローチによって、自動化したプロビジョニングとデータサービスで、シームレスなアプリケーションオーナー体験を確立。アプリケーションとサービスの展開を高速化することが可能になるという。
また、ITトランスフォーメーション戦略の推進を目的に「Dell EMC PowerStore」および「Dell EMC VxRail」も導入している。
GEのCIO(最高情報責任者)、ナンシー アンダーソン(Nancy Anderson)氏は、「オハイオ州で新しいジェットタービンを製造しているのか、バンガロールでAIベースの超音速技術を製造しているのかに関係なく、当社には、世界の変化と同じスピードで変化できる能力が必要です。世界中にデータセンターを展開している当社は、デル・テクノロジーズとの協業を通じて、すべてのビジネスユニットをサポートする一貫した環境を確立し、適切なチームが最適なITリソースを、最も必要としているときに確実に利用できるようにしています」と述べている。
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