SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

NEC、「ハイブリッド5Gネットワーク」でDX推進を強化へ

 NECは、共創施設「ローカル5Gラボ」(NEC玉川事業場内)にて、パブリック5Gとローカル5Gのネットワークを設置し、ハイブリッド5Gネットワークを構築、両ネットワークの切り替えに成功。今後、顧客企業のDX推進をさらに加速するため、ハイブリッド5Gネットワークの特長を活かしたソリューションの開発を進めるとした。

ハイブリッド5Gネットワークの活用イメージ
ハイブリッド5Gネットワークの活用イメージ
[画像クリックで拡大]

 従来、ローカル5Gとパブリック5Gの両方のネットワークを活用するためには、それぞれ専用の端末が必要だったが、ハイブリッド5Gネットワークでは、1台の端末でネットワークを切り替えることができるという。これにより、ユーザは2台の端末を持つ必要がなくなり、特に、車やロボット、ドローン、AGV(無人搬送車:Automated Guided Vehicle)などの移動体では、限られたスペースを有効に活用できるとしている。

 今回ハイブリッド5Gネットワークの検証のため、「ローカル5Gラボ」にNECのローカル5G基地局に加えて、NTTドコモ(以下、ドコモ)のパブリック5G基地局を設置し、京セラの5G端末にドコモのパブリック5GのSIMおよびローカル5GのSIMを挿入。これにより、両ネットワークへ切り替えが可能なことを確認したとしている。また、ローカル5Gが圏外になった場合には自動的にパブリック5Gに切り替えることが可能なことも確認したという。

ユースケース例

 ハイブリッド5Gネットワークを活用したユースケースとして、製造業などのサプライチェーンへの活用が挙げられるとしている。原材料や部品の調達から最終的に消費者に製品を届けるまでのプロセスで、拠点内ではローカル5Gを活用して各工程内でのデジタル化を実現するとともに、拠点間の輸送時にはパブリック5Gを活用することで、全プロセスを通じてのデータ連携も可能になるという。その他、工場や倉庫内の現場映像をローカル5Gで伝送し、パブリック5G経由で現場管理者が自身のモバイル端末を用いて、リモートで現場の確認や指示をするなど、現場の見える化ソリューションにも活用できるとしている。

【関連記事】
NEC、ISOに適合した顔認証のなりすまし検知技術を開発
IBM、NECのハイブリッドクラウド管理ソリューション拡充を支援
NECと小田原市、地域課題解決に向けて「デジタルまちづくり」実現へ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/15092 2021/10/15 18:13

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング