Rescaleは、理化学研究所(以下、理研)とスーパーコンピュータ「富岳」のクラウド的な利用に向けた研究プロジェクト(研究課題名「Rescale ScaleX on Supercomputer Fugaku」)の実施について基本合意をしたことを発表した。
「富岳」のさらなる利用拡大・利便性向上を図るため、2021年1月に同プロジェクトは実施を決定し、同プロジェクトにおける技術的連携の実現性を検討。「富岳」の計算資源を活用したクラウド的な利用サービス(「富岳クラウドプラットフォーム」)により、Rescaleが提供するデジタルR&Dのためのインテリジェントコンピューティングを通じて、「富岳」の計算パワーを、より簡単に、より使いやすい形で利用できるという。
今後、スーパーコンピューティングの運用ノウハウを擁する理研と、クラウドHPCのサービス技術を擁するRescaleが連携することで「富岳」の新たな利用スタイルの提供を目指すとしている。
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