SAPジャパンは、三井物産が、データを活用したグローバルグループでの最適な人材配置の推進のため、クラウド人事ソリューション「SAP SuccessFactors」のタレントマネジメント機能を採用したと発表した。なお、システムの導入はアビームコンサルティングと三井情報が実施するという。
三井物産は、「中期経営計画2023」のCorporate Strategyの一つとして「人材戦略」を掲げ、プロ人材の適材適所と事業経営人材の育成・活用を推進。同社は、SAP SuccessFactorsが日本およびグローバルでタレントマネジメントの実績が高く、個人情報保護の観点から十分なセキュリティー機能を備えていることから、採用を決定したという。
同社は今後、タレントマネジメント機能を導入することで、人材データを活用し、年齢・性別・採用地などを問わないグローバルでの人材の適材適所を実現するほか、多様な人材が活躍する仕組みと組織作りを進め、事業経営を担う人材の活用・育成を行う予定だとしている。
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