マクニカは、Saviyntと、クラウド型IGA(Identity Governance and Administration)「Saviynt (セイヴィエント)」の販売代理店契約を締結した。
同社は、IGAはID運用管理および関連オペレーションを効率化するソリューションとして、今後ますますその必要性が高まっていくと予測しているという。
Saviyntは、IGA領域において3つの特徴がある。
1. 職務分掌に基づく適切なアイデンティティ権限の付与とオペレーションの自動化
- 人事システム等と連携し、ユーザーの属性(役職や部署等)や職務を元に各アプリケーションへの適切な最小アクセス権限を付与
- 従業員へのアクセスリクエスト機能の提供および傾向分析による承認タスクの簡素化
- アプリケーションやSaaSに対して、プロビジョニング(および解除)を自動化し、設定変更のオペレーションコストを削減
2. アイデンティティリスク/コンプライアンス順守状況のリアルタイムでの可視化
- 事前に定義したポリシーをもとに、アプリケーションやSaaSのアクセス状況とリスクを洗い出し、ポリシーへの合致度を可視化
- 各アイデンティティの利用状況の可視化と職務分掌分析機能による権限違反の棚卸
3. サードパーティ企業へ付与するアイデンティティの管理
- サードパーティへも同様に最小権限の付与や、アクセスの可視化や制御を実現
- 社内外の全組織を、単一プラットフォームで一元的に管理でき、運用コストを削減
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