NTTデータは7月29日、Salesforce上でゼンリン住宅地図データを活用できるサービス「Location Manager」を2022年7月29日より提供を開始したことを発表した。
これはSalesforce上でシームレスにゼンリン住宅地図データを利用できるというサービスで、企業が持つ不動産情報や営業計画、建物名称、地番、用途地域、相続税路線価といったゼンリン地図情報を連携できるというものだ。
Salesforce AppExchangeからインストールするだけで利用できるほか、ノーコードで追加のシステム開発なくスピーディーに導入が可能なため、組織ごとの業務に合わせて利用できる。
今回、ファーストユーザーとしてオリックス銀行が2022年8月より導入することも発表されている。オリックス銀行では、Salesforce上で直接地図を見ながら、社内で蓄積された不動産情報を確認することで精度の高い不動産価値を算出し、融資審査業務に活用することを見込んでいる。
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