日立ソリューションズは、ヤンマーパワーテクノロジーが、営業活動から開発、保守までの各工程で作成される約40種類、85万超の文書を一元管理し、部門横断で検索できる文書管理システムとして「活文」を導入したと発表した。
ヤンマーパワーテクノロジーは、活文による文書管理に加えて、工程ごとに異なる業務システムで管理されている文書を、案件と工程のいずれからでも確認できる「進捗マトリクス画面」も開発。これにより、従来は目的の文書入手のために関連部署に問い合わせるなどして1~2日かかっていたが、瞬時に検索できるようになった。
さらに、スキャニングによる紙文書の電子化やQRコードを使った仕分け、他システムと連携した文書の自動登録にも対応し、業務効率の向上につなげているという。

ヤンマーパワーテクノロジーでは、新しい文書管理システムは中期事業戦略の1つに位置付けており、事業部を越えた共通基盤になると期待している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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