野原ホールディングスは1月5日から、自社の基幹システム基盤を「SAP S/4HANA」に刷新したと発表した。
同社は従来、各事業会社の独自性を優先したシステム環境により、紙ベースのアナログな業務が多く、手間や手戻りの多い業務フローに合わせた運用をしていたという。基幹システムの刷新により、業務標準化、マスタ整備、システム改修等を行い、受発注データの完全掌握、マーケティングデータ等を含めたビッグデータをベースにした、データドリブン(データ駆動型)なPDCA経営により、事業の成長スピードを加速させるという。

同社は今後、建設DX推進事業と同事業を支える社内体制の相互強化を目指すとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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