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約6割がChatGPTの利用経験なし──ビジネスパーソン480名が回答、ワークポート調査

 ワークポートは、全国のビジネスパーソン480人(20~40代・男女)を対象に、「ChatGPTの利用」についてアンケート調査を実施した。

【ChatGPTの認知度】働き手の82.1%がChatGPTを「知っている」と回答

 はじめに、対象者全員にChatGPTを知っているか聞いたところ、82.1%の人が「知っている」と回答したという。

ChatGPTの認知度
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【ChatGPTの利用経験率】ChatGPTを使ったことがある人は43.8%、普及も進みつつある様子

 次に、対象者全員にChatGPTを使ったことがあるか聞いたところ、「使ったことがある」と回答した人は43.8%だった。認知度ほど高くはないものの、半数近くにおよぶ働き手が利用経験ありと回答しており、ChatGPTの普及は着実に進みつつあることがわかったとしている。

ChatGPTの利用経験率
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【ChatGPTの利用内容】プライベートが最多、転職活動に利用した人も約3割

 ChatGPTを使ったことがあると回答した人にどんな目的で利用したか聞いたところ、「プライベート」が81.0%で最多となった。次いで「仕事」が41.4%、「転職活動」と回答した人は31.0%だった。

ChatGPTの利用内容
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 ChatGPTを転職活動で使ったと回答した人に、具体的には何のために利用したかを聞いたところ、「自己紹介文の作成」(30代・男性・事務)、「応募書類の誤字脱字や不自然な点のチェック」(30代・女性・事務)など、文章や書類の作成・添削に利用したとする意見が目立ったとのこと。また、企業研究や面接対策に利用したとする意見も多数挙がり、転職活動においてChatGPTは、主に書類作成の効率化や質向上、および情報収集の手段として利用されているようだとした。

 また、ChatGPTをプライベートで使ったと回答した人に具体的な利用内容を聞いたところ、「使用感を試すため」(20代・女性・管理)など実験的に利用したとする意見や、「日々の疑問点解消」(40代・男性・機械系エンジニア)、「プログラミングの記述、旅行先の情報収集」(30代・男性・その他)など幅広い調べ物に利用したという意見が多く挙がったという。

 ChatGPTを仕事で使ったと回答した人の具体的な利用内容では、「より良いソースコードを書くため」(40代・男性・システムエンジニア)、「市場調査や用語調査」(40代・男性・機械系エンジニア)など、プログラミングや情報収集のために利用したとする意見が多く寄せられたとしている。

【ChatGPTの利用意向】今後も利用したいとする人が96.1%、「便利」「効率的」などの意見が多数

 さらに、ChatGPTの利用経験者に今後もChatGPTを利用したいと思うか聞いたところ、「積極的に利用したい」(67.1%)、「やや利用したい」(29.0%)が合わせて96.1%となった。ChatGPTを使った人のほとんどが今後も利用したいと感じているとした。

ChatGPTの利用意向
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 ChatGPTを今後も利用したいと回答した人にその理由を聞いたところ、「膨大な情報の中、目的の情報を調べる際の補助として使う分にはとても便利だと思ったため」(30代・女性・事務)、「作業効率が飛躍的に上がるため」(40代・男性・企画マーケティング)など、利便性や効率性を評価する意見が大半を占めたという。

【ChatGPTの利用意欲】ChatGPTを利用したことがない人のうち66.7%が「これから使ってみたい」

 続いて、ChatGPTを利用したことがないと回答した人にChatGPTをこれから使ってみたいと思うか聞いたところ、「使ってみたい」と答えた人は66.7%だった。ChatGPTをまだ利用していない層も、7割近くはChatGPTの利用に前向きな姿勢をもっていることがわかったとしている。

ChatGPTの利用意欲
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【ChatGPTの利用目的】「仕事」が62.8%で最多、「転職活動」は42.8% 幅広い用途に期待する意見

 ChatGPTをこれから使ってみたいと回答した人にChatGPTをどんな目的で利用したいか聞いたところ、「仕事」が62.8%、「プライペート」が53.3%となり、「転職活動」と回答した人は42.8%となった。

ChatGPTの利用目的
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 ChatGPTを転職活動で使いたいと回答した人に、具体的には何のために利用したいか聞いたところ、「応募書類の作成」(40代・男性・機械系エンジニア)、「志望動機や自己PRの執筆」(30代・女性・事務)、「転職活動に必要な情報などを知るため」(20代・男性・建築土木)といった意見が多く挙がったとのこと。ChatGPTを転職活動で利用したいとする人の多くが、実際の利用者と同様の目的で使いたいと考えているという。

 また、「どの職種が自分に適しているか判断してもらいたい」(30代・男性・営業)、「エージェントとの連絡をスムーズにするために利用したい」(30代・男性・その他)などの声も寄せられており、転職活動における幅広いシーンでChatGPTの活躍が期待されている様子がうかがえたとしている。

 今回の調査では、ChatGPTに対する働き手の認知度は高く、実際に普及も進みつつあることがわかったとのこと。利用経験がある人だけでなく、使ったことがない人の過半数も今後の利用に前向きな姿勢を見せていることから、ChatGPTはこれからますます普及していくことが予想されるという。

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