ソフトバンクの子会社である日本コンピュータビジョン(以下、JCV)は、入退場・入退室時に高精度な顔認証と認証管理を行う、アクセス制御サービス「JCV SPARK」の提供を開始すると発表した。
同サービスは、自社開発のコンピュータビジョン・クラウドプラットフォーム「JCV Cloud」内で提供するソリューションの一つとなり、顔認証アクセスマネージャーとして機能する。利用用途としては、ビルディング、オフィス、工場、集合住宅、ホテル・リゾート施設、スタジアム施設などへの入退場および入退室時を想定しているという。
今回発表したサービスの特長は以下の通り。
- ID管理:コンソールおよび外部APIによる従業員データの登録・更新、写真品質の検証、IDグループの作成
- アクセス管理:ユーザーIDグループ毎のアクセス権限管理、権限操作に関する外部API
- デバイス管理:登録済みの各デバイスのステータス確認、設定変更、デバイス操作に関する外部API
- イベント管理:コンソールおよび外部APIによるアクセス履歴の確認・検索、認証記録の取得
- 外部連携API:既存の勤怠管理システムやサービスと連携可能なAPI
また、同サービスはISMS認証済みの高セキュリティ・クラウドサービスであるとし、管理者ログイン、ワンタイムコードによる2段階認証(MFA)のセキュリティ対策が施されているとしている。
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