NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、竹中工務店、清水建設は、7月11日に建築現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に向けた協業を開始した。
従来提供されてきた建築現場の施工管理業務に関するITソリューションの多くは、それぞれの業務に分かれて特化しており、ソリューション間での実用的なデータ連携ができていなかったという。
同協業では、工程表~作業日報までの各施工管理に係わるデータを情報粒度の差異を調整しながら、実用的なデータ連携を実現するロジックを開発。「施工管理業務のDX」を実現させ、現場関係者が広く利用することで、建築現場の生産性向上や働き方改革を推進するという。

3社は今後、ワーキンググループを設置し、施工管理業務のDXを実現するソリューションの構築と建築現場への実装・定着化を行うとのこと。データの利活用により、施工管理業務の高度化と業務プロセスの最適化を目指すとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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