東京大学は、マイクロソフトとグリーントランスフォーメーション(以下、GX)、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)、AI(人工知能)研究の推進に向けた連携に関する基本合意書を締結した。
両者は、基本合意書に基づいて以下を推進することで、社会への貢献と未来を担う次世代の学生の育成を目指すとしている。
- GXの推進:東京大学の温室効果ガス排出ゼロに向けた取り組みを、マイクロソフトが持つテクノロジーの活用で推進。また、GXの本質を理解し、その達成に向けた活動を担う人材である「GX人材」の育成を支援する
- D&Iの推進:東京大学が2022年6月に策定した「東京大学ダイバーシティ&インクルージョン宣言」をさらに推進
- AI研究の推進:従来のコンピュータサイエンス分野でのAI研究に加え、様々な分野においてAIの効果的な適用や課題に関する議論と研究を推進
東京大学総長 藤井輝夫氏のコメント
今回の基本合意書締結により、マイクロソフトとの連携をさらに発展させてまいります。GXやD&I、AI研究における協創を通じて未来をリードする次世代の人材を育成するとともに、多様性が尊重され包摂される公正な共生社会の実現を目指します。
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