Databricks(以下、データブリックス)は9月14日、「Databricks Marketplace」の国内提供を開始した。日本企業を中心とする8社と新たなパートナーシップを締結したという。
同パートナーシップにより、ネットワンシステムズ、unerry、MaaS Tech Japan、MILIZE、ジール、EduCare、TxTo、Cartoの8社は、Databricks Marketplaceにおける新たなデータプロバイダーとしてデータセットを提供することが可能となり、サードパーティデータの活用ニーズに応えていくという。
なお、同パートナーシップの締結は、9月14日に東京都内で開催されたデータブリックスのイベント「データ+AIワールドツアー東京」の中で発表された。会場には1,000人以上が来場し、大規模言語モデル(LLM)、レイクハウスパラダイム、最新のデータブリックス製品のイノベーションなどについて学んだとしている。
データブリックス・ジャパン 社長 笹俊文氏のコメント
この度、8社がDatabricks Marketplaceの新たなパートナーとなることで、お客様はこれまで以上にオープンかつ柔軟にデータを活用できるようになりました。また、「データ+AIワールドツアー」の一環として、国内のデータ・AIコミュニティ向けに日本で初となる対面形式でのイベントの開催を大変うれしく思います。データレイクハウスのパイオニアとして当社は、誰もがデータとAIを利用できるようにすることに注力しています。イベントを通して、当社の最新の製品イノベーションについて理解を深めていただくだけでなく、データ・AI業界の人々が互いに学びを得られる機会となれば幸いです。
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