住信SBIネット銀行、テミクス・グリーン(以下、THEMIX Green)、マプリィ、セールスフォース・ジャパンの4社は、林業DXの実現に向け、島根県大田市と協定書を締結した。
住信SBIネット銀行は、10月10日にカーボンクレジット事業および林業・林政DX事業の推進を行う新会社THEMIX Greenを設立。「J-クレジット制度」を活用した森林由来のカーボンクレジットの創出と、流通や森林サプライチェーンにおけるDXを通じた森林価値の極大化・環境負荷の低減を目指しているという。
同事業推進のため、4社それぞれの有するサービス・ノウハウを融合することで、林業・林政DX・カーボンクレジット発行のデジタルプラットフォーム事業推進を行うことで合意しているとのことだ。
協定書には、「林業プラットフォームのDX化」「林業にかかる各種申請手続きのDX化」「大田市産木材の利活用の促進」「森林からのJ-クレジットの創出および販売スキームの検討(J-クレジット制度の活用)」が記載されているという。
今後4社は、他の自治体などとも協業し、林業DX事業およびカーボンクレジット事業のビジネスモデルを確立するとともに、森林由来以外のクレジット創出やカーボン・オフセット手法の確立などについても検討していくとしている。
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