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SMBC日興証券、シンプレクスの支援により社内ワークフローシステムを構築

 シンプレクスは、SMBC日興証券の社内システム開発について、同社内での内製開発の支援を行った。

 今回構築したシステムは、SMBC日興証券内で利用するワークフローシステムで、同社ではこれまでも既成のワークフローシステムを利用していた。一般的なワークフローシステムでは、関係者と調整が必要な内容について指摘が入ると、差し戻されてもう一度ワークフローを振り出しから開始せねばならないため、SMBC日興証券では、事前にメールなどで展開し、レビューを受けたうえで、ワークフローを起票していたという。

 これにより、添付ファイル付きのレビュー依頼メールが複数部門間でやり取りされるため、指摘内容の把握と反映確認の業務負担が大きいことと、指摘履歴がワークフローシステム上に残らないことから、本来のワークフローの役割を果たすワークフローシステムの構築を目指したとしている。

 シンプレクスは同取り組みにおいてSMBC日興証券とともに、設計・開発を行った。当初の要件であった「チーム・部署で業務推進が可能であること」「レビュー内容の伝達・申請内容の修正を双方向で行うことが可能であること」のみならず、「BPMN2.0でワークフローが設計できる仕組みを導入すること」「既存ナレッジとOSSを組み合わせて開発すること」を前提として支援。設計・開発は約半年間で完了し、SMBC日興証券内での稼働を開始しているという。

旧社内システムでのフロー(左)、新社内システムでのフロー(右)<br/>[画像クリックで拡大表示]
旧社内システムでのフロー(左)、新社内システムでのフロー(右)
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