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レゾナック、生成AIにより対話形式で社内資料を活用できるシステム構築

 レゾナックは、旧昭和電工と旧日立化成が過去蓄積してきたデータや文書(以下、資料)を、生成AIにより対話形式で活用できる社内システム「Chat Resonac」を構築した。

 同システムにより、従来、ベテラン社員だけが把握し、若手社員は存在自体も知らず活用されていなかった資料にアクセスでき、社員へ伝承していくことが可能になる。各部門に蓄積されている技術情報へも対話形式で部門を跨いでアクセス可能で、旧昭和電工と旧日立化成の技術を融合した新たな半導体材料の開発などにも寄与するという。

 また、社内資料を外へ漏洩しない環境へ取り込み、またベテラン社員からのデータ提供や回答へのフィードバックを組み込み、社内資料に特化したChat Resonacアプリケーションとして回答精度を向上。手書き文書をOCRでデジタル化して取り込む際も生成AI技術を活用した誤字脱字修正機能を組み合わせることで高精度化している。加えて、社内で展開している電子実験ノートなどのデータも活用可能。社員の世代間の橋渡しに加え、旧所属部門の枠を超えた情報活用や交流も可能になるとしている。

システム概要
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 なお、同社では、社内で情報共有できる汎用型Chat Resonacに加え、利用制約がある資料を許可された部門のみで利用する特化型Chat Resonacについても、既に20件以上のアプリケーション化が進行中。この他、文書作成支援などの業務効率改善や、キャリア形成支援などを対象に生成AIによる業務改善の取り組みの領域を拡大する計画だという。

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