Googleは、同社の六本木オフィスに、サイバーセキュリティ研究拠点のスペースを開設した。産官学関係者やアジア太平洋地域団体との政策対話、教育機関との共同研究など、日本のサイバーセキュリティ全体を保護する取り組みを進めるとしている。
同取り組みは、同社が2023年10月より取り組んでいる、日本をサイバーセキュリティ研究拠点としたアジア太平洋地域のサイバーセキュリティ強化を前進させるためのものだという。
また、Googleの慈善事業部門であるGoogle.orgによる、日本を含むアジア太平洋地域13ヵ国のサイバーセキュリティの強化を支援するAPAC Cybersecurity Fundにおいて、日本におけるパートナーとして、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)と連携。この取り組みを通して、最大2,500社の中小企業、非営利団体、および社会的団体を対象にサイバーセキュリティトレーニングを提供し、日本のサイバーセキュリティ人材育成を促進していくと述べている。
【関連記事】
・キンドリル、Google Cloudとの提携拡大で生成AIソリューション開発など推進へ
・北國銀行、勘定系システムをマルチクラウドで運用へ 新たにGoogle Cloudを採用
・4年ぶりに「Google Cloud Next Tokyo '23」を開催 中外製薬は生成AI活用へ