セゾン自動車火災保険が新基盤に「SmartDB」を採用　業務プロセスを見直しへ

　ドリーム・アーツは5月14日、セゾン自動車火災保険が、業務デジタル化クラウド「SmartDB」を導入し、全社の業務プロセスの見直しを開始したことを発表した。

　セゾン自動車火災保険は、SOMPOグループのダイレクト損害保険事業を展開する損害保険会社。同社では2023年より全社の働き方変革の実現に向け、業務プロセスの抜本的な改善や社内情報管理体制の整備を推進しており、DX推進部では同変革の重要施策の一つとして、業務プロセスの再構築や業務デジタル化ツールの選定・導入から活用拡大までを実施しているという。

　 従来のシステムではアプリ開発にITの専門知識が必要になるケースが多く、システム部門が集中して開発業務を担っていたこともあり、まずは旧システムからの基盤刷新が必要不可欠だったという。新基盤について実際にいくつかのツールを利用しながら比較検討を進めた結果、業務アプリ開発が容易で現場主導の継続的な業務デジタル化が可能などの理由でSmartDBを採用。2023年1月より導入し、2023年7月から全社での利用を開始した。

　SmartDB導入後、既存システムからのアプリ移行は2024年1月に完了。並行して、現場部門自らによる業務改善を実現するための環境づくりを進めている。プロジェクトでは、各部のプロジェクトメンバーへの研修に加え、部課長職向け研修を実施しているという。

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