2024年6月12日から14日にかけて、幕張メッセにて「Interop Tokyo 2024」が開催される。
今回のテーマは「AI社会とインターネット」。セキュリティやネットワークインフラなど、従来の注力テーマでも豊富なコンテンツを用意したことに加え、注目度が高まる宇宙ビジネスの可能性に迫る特別企画「Internet x Space Summit」も開催予定だという。
基調講演には、北海道知事の鈴木直道氏、ソフトバンク 専務執行役員 兼 CIOの牧園啓市氏、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 国際宇宙探査センターでセンター長を務める山中浩二氏など、各分野の最先端を知る有識者が多数集結。
14日の基調講演では、目玉の一つであるInternet x Space Summitとして、「月面での通信がもたらす新たな宇宙ビジネスの創出へ」と題したパネルディスカッションが開催される。JAXAの国際宇宙探査センターでセンター長を務める山中浩二氏、KDDIで宇宙領域ビジネスの企画を担当する市村周一氏、Interop Tokyo 実行委員長の村井純氏ら5名が登壇し、注目の集まる“宇宙ビジネス”についてここでしか聞けない議論を展開予定だ。
また本イベントでは、生成AIに関するセッションも充実。アマゾン ウェブ サービス ジャパンの大渕麻莉氏は、13日の基調講演にて生成AIを利用するにあたって「責任あるAI」を実現する方法を紹介する。14日には、ソフトバンクで専務執行役員 兼 CIOを務める牧園啓市氏が登壇し、同社の次世代社会インフラ戦略と、生成AIの事業展開について講演を行う。さらに、リコーやエヌビディアも生成AI活用に関する講演を実施予定だ。
ぜひ会場に足を運び、生成AI活用や宇宙ビジネスを含めたテクノロジーの最新情報を知るきっかけとしてみてはいかがだろうか。
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