SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

予期せぬ事態に備えよ! クラウドで実現するIT-BCP対策 powered by EnterpriseZine

2024年7月10日(水)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

ハンズ、IT部門への問い合わせにChatGPTを活用 属人化されたノウハウを80%の精度で再現

 日鉄ソリューションズ(以下、NSSOL)はハンズと共同で、ハンズIT部門への問い合わせ業務へのChatGPTの適用に関する実証実験(PoC)を行い、属人化されたノウハウを80%の精度で再現するナレッジベースを構築したと発表した。

 ハンズは、94ヵ所の事業所を有しており、IT部門はすべての店舗と本部のIT/ネットワークについて、障害対応、問い合わせ業務をはじめとする運用管理を担っている。特に問い合わせ対応に関する業務負荷は運用管理業務全体の30%に上っており、IT部門全体の生産性向上の課題の一つとなっていた。

 そこでNSSOLは今回のPoCにおいて、ChatGPTを活用。問い合わせへの回答メールに散在したナレッジを集約し、80%の精度での回答を実現できるナレッジベースを構築した。ナレッジベース作成にあたっては、不要な情報除去や時系列整理・メタ情報の付与をはじめとしたChatGPTが学習しやすい形式となるように対応履歴のメールデータを加工することで、実際の解答精度を向上させているという。

 今回のPoCにおいては、生成AIのコア部分の精度検証をアジャイル的に実施することで、短期間での実行を可能にしたとのこと。今後は、ChatGPTが自身の回答の正確性を判断し、不確かな回答の場合はIT部門の人間に連携していくといった、ChatGPTの活用を前提とした問い合わせ業務の高度化を推進していく予定としている。

【関連記事】
インテック、企業のChatGPT導入サポートを開始 自社の運用知見をもとに環境構築支援へ
不動産業界でChatGPTを活⽤している企業はわずか1割──不動産テック7社と全国賃貸住宅新聞調査
ChatGPT環境の構築から活用支援まで支援するサービスをパーソルプロセス&テクノロジーが提供へ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/19805 2024/06/04 14:55

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング