SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2024 秋の陣

2024年9月25日(水)・26日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

SAPジャパン、サプライチェーンや人材管理の新たな支援を発表 サプライチェーンデータとビジネスAIを組み合わせ

 SAPジャパンは、企業の業務効率向上を支援し、組織の可視性とデータ精度を高めるためのサプライチェーンおよび外部人材管理の新しい取り組みを発表した。

 具体的には、SAPの自然言語生成型AIコパイロットである「Joule(ジュール)」をSAP AribaおよびSAP Fieldglassの一部シナリオに統合し、これらソリューションとSAP Business Networkの連携を強化することで、ビジネスプロセスの最適化と戦略的な取り組みの早期達成を支援するという。また、サプライチェーンデータとビジネスAIを組み合わせることで、実践的な調達および人材管理のシナリオをサポートするとしている。

 SAP Aribaの新機能として、Jouleを活用した製品とサプライヤーの推奨機能を提供。これにより、購買ニーズを自然言語で入力するだけでパーソナライズされたレコメンデーションが生成されるという。この機能は、2024年後半に一般利用可能となる予定だとしている。また、支出分析機能を提供するSAP Spend Control Towerにより、全社的な支出分析を一元管理し、迅速にコスト増加を特定すると述べている。

 SAP S/4HANA Cloud Public Editionのbuying 360機能では、製品とサービスを一つの取引にまとめる新しい調達オプションと生成AI機能が提供されるとしている。ユーザーは自然言語で購買ニーズを記述するだけで、システムが最適な製品とサービスの組み合わせを提案し、購買を行えるという。この機能は2024年後半に利用可能になる予定だという。

 加えて、SAP Ariba Central Invoice ManagementがSAP S/4HANA Cloud Public Editionと統合されることで、請求書を購買注文書や受領書と照合するプロセスが自動化。これにより、コンプライアンスの向上や範囲外支出の削減を支援し、買掛金管理プロセスの効率化が図られるとしている。

 SAP Fieldglassの新機能としてJouleを活用することで、外部人材の職務記述書やスコープ・オブ・ワーク(SOW)を自動生成し、必要なスキルと資格を特定。また、候補者を給与希望、スキル、経験に基づいてランク付けし、最適な候補者を提案するという。

 SAP Business Networkの機能強化として、SAP Business Network Supply Chain CollaborationとSAP Business Network Material Traceabilityの統合により、製品がどの原材料からどのような工程を経て作られたかを追跡するデータを共有し、サプライチェーン全体の追跡可能性とコンプライアンスを確保。また、SAP Business Network Freight Collaborationとの連携により、インバウンド配送のスケジュール更新を自動化し、輸送会社の引き取り予定や配送予定の管理を簡素化すると述べている。

【関連記事】
Osaka Metro、経営基盤システムとして「RISE with SAP」への移行を1年で実現
広島銀行、間接費管理基盤としてSAP Concur採用 経費精算の作業をデジタル上で完結可能に
ツムラ、「RISE with SAP」採用 サプライチェーンの安定化・効率化を目指す

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20016 2024/07/09 16:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング