エーピーコミュニケーションズ(以下、APC)は2024年7月9日、NTTコミュニケーションズに提供した「PlaTT 並走サービス」のPoC(概念実証)検証事例インタビューを公開した。同サービスは、開発者ポータルBackstageとAIを組み合わせたマネージドサービス「PlaTT」の1メニューで、組織体制構築やシステムの開発・構築・運用の並走支援・テンプレートの提供やプラグインの開発などPlaTTの拡張を並走で支援するものだという。
同検証前は、開発チームがセルフサービスでトラブル解決できるようにすることで年間500件以上に上る開発チームからの問い合わせへの対応負荷を軽減し、より重要なコア業務である開発支援に注力するために、「Platform Engineering」に基づいた「Internal Developer Platform(IDP、内部開発者プラットフォーム)」の活用を検討していたという。そこで、PoC検証を実施する必要があったが、環境構築や検証に必要な知見がチームに不足しているという課題があったとのことだ。
検証の結果、2ヵ月で環境構築から検証までを完遂し、トラブル対応のセルフサービス化の実現性や課題を明確化できたという。また、この期間を通してチームに不足していた知見をAPCから得ることができたとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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