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Oracle NetSuite、生成AIの精度を高めるソリューション含めた5つのイノベーションを発表

 Oracle NetSuiteは7月17日、最新の製品戦略説明会を開催し、日本企業の財務プロセスの最適化/インサイトの拡充/効率化を支援する一連の新しいプロダクト・イノベーションを発表した。

 冒頭、Oracle NetSuite プロダクト・マネジメント担当グループ・バイスプレジデント クレイグ・サリバン氏が登壇し、新ソリューションの1つ目として「NetSuite Enterprise Performance Management(EPM)」を発表。組織全体にわたる計画、予算、予測、勘定調整、決算、およびレポーティング・プロセスを統合し、可視性を高めることで意思決定を強化するものだという。

Oracle NetSuite プロダクト・マネジメント担当グループ・バイスプレジデント クレイグ・サリバン氏

 なお、EPMは「Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Management」の基盤上に構築され、「NetSuite Planning and Budgeting」および「NetSuite Account Reconciliation」が含まれているとしている。主な機能は以下のとおり。

  • 計画・予算編成
  • 勘定調整
  • 収益性とコスト管理
  • ナラティブ・レポーティング
  • 税務申告

 次に発表されたのが「NetSuite Analytics Warehouse」。NetSuite用に事前構築されたAI対応のクラウド・データ・ウェアハウスおよびアナリティクス・ソリューションで、「Oracle Analytics Cloud」と「Oracle Autonomous Data Warehouse」の基盤上に構築されているという。主な機能は以下のとおり。

  • 他社ツールへの事前構築済みコネクタ
  • AI搭載の分析機能
  • パーソナライズされたダッシュボードと可視化
  • マルチインスタンス・コネクター

 続いて、製造業に特化した事前設定済みソリューション「NetSuite SuiteSuccess Manufacturing Edition」も発表された。現地の言語で利用でき、多国籍通貨・税務のニーズにも対応しているという。サリバン氏は主な機能として以下5つを挙げ、その中でも「日本特有のコンプライアンス要件に対応するために必要なローカライゼーションに対応した」ことを強調した。

  • 財務管理およびレポート作成
  • 在庫管理
  • 作業指示とアセンブリ
  • 需要計画
  • 日本向けローカライゼーション

 そしてサリバン氏は、NetSuiteとShopify間のデータ転送を自動化する「NetSuite Connector for Shopify」にも言及。「当社は一つのシステムであらゆるビジネスに対応えきる幅広い機能を提供するために、事前構築済みのコネクタを提供してきた。その第一弾がShopifyだ」として、日本でも提供を開始すると説明した。

 次に、Oracle NetSuite テクノロジー&AI担当シニア・バイスプレジデント ブライアン・チェス氏が登壇し、生成AIを備えた新たなソリューション「NetSuite Text Enhance」について説明した。同ソリューションはスイート全体に組み込まれ、日本国内の企業がNetSuiteの製品群から自社固有のデータや関連データを活用して、文脈に即したパーソナライズされたコンテンツを作成したり、精度を高めたりできるという。チェス氏は「英語圏以外のマーケットでこのソリューションを提供するのは日本が初めてだ」とした。

Oracle NetSuite テクノロジー&AI担当シニア・バイスプレジデント ブライアン・チェス氏

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竹村 美沙希(編集部)(タケムラ ミサキ)

株式会社翔泳社 EnterpriseZine編集部

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