SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

予期せぬ事態に備えよ! クラウドで実現するIT-BCP対策 powered by EnterpriseZine

2024年7月10日(水)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

オラクル、「Oracle APEX」をAIにより機能強化 アプリケーション開発者の負担軽減に

 オラクルは、ローコード開発プラットフォームである「Oracle APEX」の最新リリースにおける新たなAIイノベーションを発表した。

 新しい「APEX AI Assistant」は、アプリケーション開発を簡素化し、大規模かつミッションクリティカルなアプリケーションを迅速に構築できるよう開発者を支援するとしている。

 開発者は、アプリケーションを作成するのに自然言語プロンプトを使用して必要な機能とコンポーネントを指定することで、SQL文の自動生成や、ワンクリックでのデバッグ修正の実行が可能に。多くの表の名前を覚えておく必要もなくなり、すぐに利用可能な会話型インターフェースをアプリケーションに追加できるようになったという。

 Oracle APEXは、「Oracle Database」および「Oracle Autonomous Database」を含むすべてのOracle Databaseのクラウドサービスに含まれており、先端のアプリケーションパフォーマンス、セキュリティ、可用性、スケーラビリティを実現するとしている。たとえば、Oracle APEXとOracle Database 23aiの「AI Vector Search」とを併用することで、開発者はドキュメント、画像、およびその他の非構造化データのセマンティック検索と、保有するビジネスデータの検索を組み合わせて利用することができるという。

 Oracle APEXの新しいAIによる機能強化は次のとおり。

  • APEX AI Assistant:自然言語によるユーザー・プロンプトから有効なSQL文の作成を可能に。APEX AI AssistantがSQL構文を記憶するため、開発者がSQLクエリを書くことなく自動で作成される。既存のコードの説明と、コードのバグ修正の提案をシンプルなクリックで実行できるため、開発者を日常的なコーディング・タスクから解放
  • Create App Assistant:自然言語のユーザー・プロンプトから希望する属性と機能を指定することで、新規アプリケーションのブループリント作成が可能。これにより、新規アプリケーションの開発が簡素化され、開発者は、コードの基本的な部分の代わりに、アプリケーションに独自のカスタマイズ機能を作成することにエネルギーとリソースを集中させることが可能に
  • 会話型AIダイアログ:開発者がアプリケーションに簡単に追加できる、すぐに利用可能な会話型インターフェースを通じて、エンドユーザーがアプリケーションと自然言語で会話できるようにする。その結果、開発者は生成AIや自然言語処理コンポーネントを最初から構築せずに、アプリケーション内でより良いエクスペリエンスを提供することが可能に

【関連記事】
オラクル、HCM内の一部でAIによる新たなスキル向上ソリューションを発表 組織開発をより効果的に支援
日本オラクル、「Oracle Fusion Data Intelligence」の新AI機能を発表
オラクル、Oracle Cloud CXの新たなAI機能を発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/19887 2024/06/18 18:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング