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「Salesforce CTO」発表、企業のデータ・AI推進アドバイザーに 組織やステージに合わせたプランを作成可能

 米国Salesforceは、Salesforce Professional Serviceで利用可能な、データとAIの目標達成を支援するためのアドバイザー「Salesforce Chief Technology Officer(CTO)」を発表した。

 生成AIによる業務コストの削減と収益増加を短期間で達成するために、SalesforceのユーザーはProfessional Serviceを利用してデータを連携・統合させることで、カスタマージャーニー全体で予測AIと生成AIによる、生産性とパーソナライゼーションを推進しているという。

 Salesforce CTOは、Salesforceの導入とイノベーションに関する専門知識を備え、AIとデータに関する目標達成に向けたサービスを提供するとしている。たとえば、企業はSalesforce CTOをチームに組み込むことで、組織の構造を理解し、あらゆるステージに合わせたプランを共同で作成できるという。 企業の目標に応じて、Salesforce CTOは次のような専門的なアドバイザリーサービスを提供するとのことだ。

  • 現在および将来のロードマップ策定のガイダンス:データとAI活用から最大限のROIを引き出すだけでなく、Salesforceに対する投資全体の価値を最大化する長期戦略と、明確で段階的な計画を策定することで、顧客が将来の成長を実現できるよう支援
  • 堅牢なデータと統合戦略:顧客が信頼できる生成AIをCRMで安全に使用できるように、データ管理とガバナンス戦略を策定
  • 企業全体のプラットフォームアーキテクチャ:企業全体にわたるエンタープライズアーキテクチャを設計し、Salesforceとその他のシステムが連携してビジネスの目標達成を支援するとともに、イノベーションへの迅速な対応を実現

 同社のグローバル・プロフェッショナル・サービス担当EVPであるマーク・ウェイクリン(Mark Wakelin)氏は次のように述べている。

 「企業は、データとAIがビジネスにもたらす可能性を引き出すために、急速に動き出しています。 しかし、適切なアドバイザーを伴わずに早急に実行に移すことで、テクノロジーを誤って導入したり、自社のビジネスニーズにまったく合わないものを導入したりする可能性があります。Salesforce CTOは信頼できるアドバイザーとして、Einstein 1 Platformを最大限に活用して再利用可能なコンポーネントを確実に構築し、実験可能な環境を整え、現在から将来に向けた成功を実現するAIソリューションを迅速に展開できるよう、ガイダンスを提供します」

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