SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

EnterpriseZine Day Special

2024年10月16日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

タニウム、ServiceNowとの統合ソリューションを発表 パッチ管理の効率化・自動化を実現

 タニウムは、統合ソリューション「Tanium Patch Management for ServiceNow IT Operations」を発表した。エンドツーエンドのパッチ管理ライフサイクルを効率化・自動化し、ITチームが従来のパッチ適用ツールにともなう複雑性や非効率性を解消できるように設計されたという。

 タニウムの自動化ソリューションを、「ServiceNow IT Operations Management(ITOM)」や「Security Operations(SecOps)」のワークフローとシームレスに連携することで、ServiceNow Configuration Management Database(CMDB)内のIT資産にパッチを適用するとしている。

 パッチ管理をNow Platformと直接統合することで、ITチームは手作業を削減し、ツールを統合して、パッチの効率とコンプライアンスを向上できるとのことだ。この統合ソリューションには、以下の機能やメリットがあるとしている。

  • プロアクティブなスキャンと識別:すべてのIT資産を包括的に可視化し、該当するパッチを識別
  • 適用の自動化:変更管理ワークフローと承認からパッチ適用を自動化
  • レポートの強化:パッチの履歴、適用、未解決のリスクについてServiceNowのネイティブなレポート機能やダッシュボード機能を活用
  • ワークフローの統合:Taniumのパッチ適用をServiceNowの既存の変更プロセスにシームレスに統合
  • 運用のレジリエンス:複雑性を軽減し、管理を強化して、コンプライアンスを確保し、セキュリティ態勢を強化

 パッチの適用状況とビジネスリスクをより的確に把握できるようにするために、Tanium Patch Management for ServiceNow ITOMは、ServiceNow CMDB内のCIにリンクされたレコードとして、パッチをスキャン、識別、レポートするという。また、CI属性に基づいて、オープンパッチにビジネスリスク基準を割り当て、コンプライアンス、リスク、レジリエンスを改善するとしている。これにより、ユーザーはCIの履歴とリレーションシップを含むリアルタイムのパッチ情報を確認し、可視化と管理を実現できるとのことだ。

 この統合ソリューションによって、ITチームは、ノーコードの「ServiceNow Flow Designer」を使用して、変更記録から直接パッチの計画、スケジュール、承認、適用を行うことが可能になるため、手作業を最小限に抑え、パッチの有効性を向上可能に。また、この機能によって、ツールを統合し、手作業を削減して、企業全体にわたるパッチ効率を確実に監査しレポートすることが可能になるとしている。この機能は、ServiceNowとシームレスに統合されるため、Windows、Mac、Linuxのすべての設定項目でエンドツーエンドのパッチ管理を簡素化し、統合的なプラットフォームでプロセス全体を効率化すると述べている。

【関連記事】
タニウム、「Tanium Automate」GA版提供 エンドポイントの変更をセキュアに
約半数の大企業が「サイバーハイジーン」を全社規模で実施 非管理端末の増加など脆弱性に課題【タニウム調査】
タニウム CTOが来日 エンドポイント管理の自動化製品「Automate」を準備中

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20507 2024/10/04 11:30

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング