SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

「ServiceNow World Forum Tokyo」を2日間開催 日本市場で2桁成長

 ServiceNow Japanは10月15日から2日間、年次イベント「ServiceNow World Forum Tokyo」を開催。1日目には記者説明会を行った。

 まず、ServiceNow Japan 執行役員社長 鈴木正敏氏が、3月に開催した事業戦略説明会で掲げた事業方針「5+1」について現状を振り返った。鈴木氏は、「業界向けビジネスの加速」「日本発のパートナーエコシステムの確立」「“Beyond CRM”進化した顧客体験の実現」「中堅/成長企業市場での本格的事業展開」「お客様ファーストの価値提案・支援」の5つについて、「すべて順調な進展を遂げている」とした。

画像を説明するテキストなくても可
ServiceNow Japan合同会社 執行役員社長 鈴木正敏氏

 これらに加えて、「+1」である生成AIの価値創出について、15のユースケースを提示。鈴木氏は「生成AIは単なる+1ではなく、すべてのビジネス方針に関わってきているものだ」と強調する。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 同社は2023年9月、ServiceNowの生成AI機能として「Now Assist」を提供開始したが、それ以降、AIビジネスは好調に推移しているという。鈴木氏は2024年第2四半期決算のハイライトから「収益は前年同期比で20%以上増で、高い成長率を誇っている。その中で、生成AIが核になってきている」と話した。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 続いて、同社 常務執行役員COOの原智宏氏がNow Assistのロードマップを説明。原氏は「AIがデジタルワークフローの中に組み込まれて、人をサポートしていく状態が生まれて初めて業務に利するインテリジェントな存在になる」と話した。そのための必要な技術要素として原氏は「データ」「AI」「アクション」の3つを挙げる。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 今後の機能アップデートとして原氏は次の2つを紹介。1つは、ServiceNowの中に蓄積されているアセットリポジトリ、サービスリクエスト、インテグレーションを可視化する「Knowledge Graph」だ。2025年前半のリリース予定だという。2つ目は「AI Agents」。サードパーティエージェントを含む、複数のAIエージェントをオーケストレートし、自律的にビジネスプロセスを推進するもので、年内の提供を目指しているとした。

画像を説明するテキストなくても可
ServiceNow Japan合同会社 常務執行役員COO 原智宏氏

 既に国内企業ではNEC、NTTデータ、メルカリなどが採用しているとした。

 最後に鈴木氏は、2024年1月~9月で「日本市場において2桁成長をしている」と話す。生成AIの機能活用が日本語環境で進み始めているのが大きなポイントだという。年次イベント「ServiceNow World Forum Tokyo」についても、今年から2日間開催となり、見込み来場者数も昨年の倍以上の7,500人に上るとした。

【関連記事】
経営層の81%が生成AI投資を増やすも、成熟度は44点と低い──ServiceNow Japan調査
タニウム、ServiceNowとの統合ソリューションを発表 パッチ管理の効率化・自動化を実現
ServiceNow、Now Platformの最新版「Xanaduリリース」を提供開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
この記事の著者

小山 奨太(編集部)(コヤマ ショウタ)

EnterpriseZine編集部所属。製造小売業の情報システム部門で運用保守、DX推進などを経験。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20595 2024/10/17 20:50

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング