組込みシステム技術協会(以下、JASA)は11月19日、The Linux Foundation(以下、LF)と国内における組込みソフトウェアエンジニアの育成とスキル向上を目的とした教育分野で協業することを発表した。
両組織は、日本の組込みソフトウェアエンジニアの裾野を広げるためのトレーニングプログラム、および組込みソフトウェアエンジニアのスキルセットを証明する認定試験を共同開発し、提供することを主な目標とした覚書を締結したという。協業では、両組織の強みを活かし、新たな組込みソフトウェアエンジニア育成スキームを構築する。具体的には、LFが持つLinuxおよびOSSに関する専門知識と、JASAが持つ組込みシステム技術に特化した教育・啓発プログラムとノウハウを融合し、トレーニングプログラムと認定制度を共同で開発するという。
今後の主な予定は次のとおり。
- 2025年3月:教育プログラムの設計・一部開始予定
- 2025年度:トレーニングプログラムの展開を開始予定
- 2025年度:組込みソフトウェア開発に必要なスキルセットの定義と習得を証明する認定試験を開始予定
【関連記事】
・サイバートラスト、AlmaLinuxにSBOM対応の機能追加 Linux環境運用のコスト削減へ
・エフサステクノロジーズとサイバートラストが協業 Linux OSを利用したシステムの長期運用支援
・SUSE CEOが来日し方針発表、「様々なLinuxとKubernetesを継続しユーザーの不安を除く」
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア