SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Enterprise IT Women's Forum

2025年1月31日(金)17:00~20:30 ホテル雅叙園東京にて開催

Security Online Day 2025 春の陣(開催予定)

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

ベネッセ、高等学校向けフルクラウド型校務支援システムを25年4月提供 校務DX推進を支援

 ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)は、2025年4月より高等学校(中高一貫校含む)向けフルクラウド型校務支援システム「ベネッセ校務クラウド」の提供を開始すると発表した。

 ベネッセ校務クラウドは、これからの学校ニーズに応える高等学校向け校務支援システムとして、高等学校における主要な校務、①教務管理(成績処理、出欠管理、時数管理など)、②学籍管理(指導要録など)、③保健管理(健康診断票、保健室来室管理など)をフルクラウド環境で統合して処理できる機能を提供するサービス。①の教務管理では、フルクラウド型の利点を活かした機能として、ベネッセが高等学校向けに提供する模擬試験「進研模試」など各種サービスとの連携も予定しているという。

 同サービスの開発は、高セキュリティが求められる医療分野におけるサービスの開発、運用実績があるテクマトリックスの校務支援システム「ツムギノ」をベースに、高等学校の校務ニーズを理解するベネッセによるカスタマイズを加える形で進めたとしている。各学校における販売や導入、および活用支援についてはベネッセが行うとのことだ。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

ベネッセ校務クラウドサービス概要

  1. ベネッセのサービスをはじめとした校内・校外の各種データとの連携
    • フルクラウド型の利点を活かし、ベネッセが高等学校(中高一貫校含む)向けに提供する「進研模試」などの模擬試験や、各種サービスの学習データとのデータ連携を予定。校内の定期テストなどと併せて校務支援システム内で学習履歴を一元管理することで、進路面談などの際に生徒をより多面的に把握し、指導できるようになるという。また、学校全体で様々なデータを組み合わせた分析が可能になるとしている
    • 「進研模試」などのアセスメントを長年提供してきたベネッセの知見を活かして、データの連携やダッシュボードでの可視化、分析などの活用を支援する
    • 学校など欠席者・感染症情報システムとの連携や、健康情報、就学支援情報などの連携対応も予定している
  2. すべての利用者が使いやすいサービス
    • 生徒や保護者を含むすべての利用者は、スマートフォンアプリを含む様々な端末環境で利用可能
    • Microsoft Entra IDやGoogle Workspace for Educationとのシングルサインオン機能を実装しているため、ログインに手間取ることなく、日常のコミュニケーションや出欠連絡をスムーズに行えるという
    • 入力された情報はリアルタイムで通知されるだけでなく、必要に応じて先生が承認を行ったうえで、様々な書類に反映されるため、先生の業務効率化につながるとしている
  3. 高セキュリティが求められる校務活用に向けた対策
    • シングルサインオンや2要素認証などの認証機能を備えており、データ暗号化、操作ログ保存を行っているという。また、細かな権限設定や、ファイル入出力のための承認フローの設定も可能。校務系と学習系のネットワークを統合した環境での利用や、教職員のロケーションフリーでの利用においても、万全のセキュリティを提供するとしている
    • 同サービスのベースとなる校務支援システムツムギノを提供するテクマトリックスは、医療分野においてレントゲンなどの情報を保管・管理するサービス「NOBORI(ノボリ)」をクラウドで提供しているという。高セキュリティが求められるサービスの開発、運用経験を活かして、テクマトリックスが同サービスの基盤運用を担当するとのことだ

販売について

  • サービス提供開始:2025年4月
  • 主な販売対象:全国の高等学校(中高一貫校含む)
  • 販売価格:生徒1人あたり年額3,960円(税込)

【関連記事】
DataRobotが「Enterprise AI Suite」発表 生成AIアプリの開発・提供を支援
アクセンチュア、生成AIによるサイバーセキュリティサービスとケイパビリティを強化
CTC、デジタル庁の「デジタル認証アプリ」に対応したID統合管理プラットフォームを提供

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20995 2024/12/06 18:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング