RevComm(レブコム)は、7月に発表した「MiiTel Synapse Copilot(ミーテル・シナプス・コパイロット)」を実装した。
MiiTel Synapse Copilotは、Web会議解析AI「MiiTel Meetings(ミーテルミーティング)」、対面会話解析AI「MiiTel RecPod(ミーテルレックポッド)」の複数の会議履歴を横断し、質問に対しAIが即座に担当者や管理者に要点・示唆を提示できる機能だという。
利用方法
管理画面「MiiTel Analytics(ミーテルアナリティクス)」から、複数の会議を選択し、以下2つの方法で質問できるとのことだ。
- 選択肢からのワンクリック質問(プロンプト文が実行される)
- フリーテキストで自由に質問
活用事例1:案件状況の整理
特定の顧客に複数の部署や多数のキーパーソンがいる場合、複数の商談を横断して案件のポイントをまとめ、次に何をすべきか整理できるという。また、チャットで詳細を質問できるため、顧客が話した内容を正確に確認できるとのことだ。これにより、やるべきことの抜け漏れを防ぎ、商談をスムーズに進められるとしている。

活用事例2:ハイパフォーマーの特徴抽出
ハイパフォーマーによる、成功事例となるような話し方の見本を、複数の商談からまとめて抽出することが可能。また、チャットで質問を重ねることで、ノウハウとしてチームにシェアできるように整理できるという。

MiiTel Synapse Copilot(※一部開発中の機能を含む)
電話・Web 会議・対面・ウェアラブルデバイスなどあらゆるチャネルの社内外の会話を自動で収集・蓄積し、AIがインサイトを抽出してナレッジ化する機能だとしている。
主な特徴
- 全会話を一元管理:インサイドセールスの架電準備、フィールドセールスの訪問商談、アフターフォローまでを横断的に集約
- VoC分析でプロダクトアウトからマーケットインへ:顧客の声を起点にした意思決定に転換し、FAQの自動生成やコンプライアンスチェックにも活用
- AIによる提案と自動生成:営業担当者はワンクリックで案件履歴を確認し、最適な次回アプローチ案・メール文面・提案資料の構成案を即時作成
- マネジメント可視化:管理者はメンバーの案件進捗やスキル評価を効率的に確認し、マーケットの声も効率的に把握
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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