Qlikは、「Qlik Cloud」上で「Qlik Answers」を通じて提供されるエージェンティック体験の一般提供を発表した。
また、あわせて「Qlik Model Context Protocol(MCP)サーバー」の本格提供を開始し、Anthropic Claudeをはじめとするサードパーティ製AIアシスタントがQlikの分析機能とデータ製品に安全にアクセスできるようにしたと述べている。
Qlik Cloudにおけるエージェンティック体験は、4つの中核機能を持つという。
- 質問を、統制され、かつ説明可能な回答に変換:Qlik Answersは、エージェンティックフレームワークを採用し、Qlik Analytics Engineにより分析されたインサイトと引用や推論の過程を含み、整理された文書に基づいた根拠ある回答を提供する
- 重大な変化を早期に検知:Discovery Agentは、主要な指標を継続的に監視し、重大な異常値や変化を可視化することで、問題が深刻化する前、あるいは機会を逃す前に、チームが対応できるようにする
- 信頼できるデータをAIと分析で再利用可能に:Data Products for Analyticsは、統制と品質が保証されかつ整理されたデータセットを提供し、人間とAIの双方に信頼性の高い分析と推論を可能にする基盤を提供する
- 既存アシスタントへQlikを拡張:QlikのMCPサーバーは、エンジン、ツール、エージェントの各レベルでQlikを外部から利用可能にする。これにより、Anthropic Claudeなどのサードパーティ製AIアシスタントは、セキュアな環境でインサイトを生成できるとともに、Qlik API経由で得られたデータを活用可能
Qlikのエージェンティック戦略は、データパイプライン、データ品質、データ管理を横断するエージェントの追加を時間の経過とともに拡大できるように、また、今後登場するAIツールやアシスタントを、MCPにより年間を通じてサポートできるように設計されているという。
今回強化されたエージェンティック機能とMCPサーバーは、Qlik Cloudで一般提供を開始しているとのこと。Discovery AgentおよびData Products for Analyticsは、その後間もなく提供開始予定だとしている。
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