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Hornetsecurity、M365向けの新ソリューション提供開始 中小企業の管理者でも扱いやすく

 2026年5月28日、HornetsecurityはMicrosoft 365向けのバックアップソリューション「365 Total Backup」の提供を開始した。

Hornetsecurity株式会社 カントリーマネージャー 伊藤利昭氏
Hornetsecurity株式会社 カントリーマネージャー 伊藤利昭氏

 同社は、ドイツに本社を置くセキュリティ企業。2025年にはProofpoint(プルーフポイント)に買収されており、同社のビジネスユニットとして事業展開を行っている。企業向けとして、大手企業向けにはプルーフポイントが、中小・中堅企業向けにはHornetsecurityが主にサービス提供を担っており、通信事業者などに向けたメールセキュリティサービスはHornetsecurityが担っているという。

 同社が注力する領域の一つが「Microsoft 365」だ。ランサムウェアによるデータ暗号化、管理者・ユーザーによるデータの誤削除などについては、責任共有モデルを根拠としてMicrosoft社が保証しないケースも多い。Hornetsecurity 伊藤利昭氏は、「運用データとバックアップデータは、地理的に完全分離が必要とされている。テナント管理・構成をユーザー自身が担おうにも、複雑で手間がかかってしまう」と述べる。

 そこでHornetsecurityは、日本語化対応した「365 Total Backup」を提供するという。同サービスは、Microsoft環境から完全に独立したもので、スケジュールなしで自動バックアップを行う。また、データリストアの際には、メールやファイル単位で、復元場所や形式などをユーザー自身が選択して復元できるとする。

 「Microsoft Entra IDのバックアップ機能を標準搭載しており、Teamsチャットも時系列や投稿者を保持したまま復元可能だ。利用してから追加コストが発生することはなく、15分ほどで導入できる」(伊藤氏)

Hornetsecurityでは、メールセキュリティからバックアップ、セキュリティ教育、コンプライアンスまでを一気通貫で支援できるとする
Hornetsecurityでは、メールセキュリティからバックアップ、セキュリティ教育、コンプライアンスまでを一気通貫で支援できるとする

 統合されたコントロールパネルから各サービスの稼働状況やパフォーマンス、設定などを管理することが可能であり、人手が不足している中小・中堅企業の管理者にとっても利用しやすい点が特長だとした。なお、2026年夏には「365 パーミッション管理」というサービスを提供予定だとする。

「Vade for 365」利用ユーザー向けには単品提供も行う
「Vade for M365」利用ユーザー向けには単品提供も行う

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この記事の著者

岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)

1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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