富士通とインフォテリアは、お互いの持つ強みを合わせてスマートデバイス関連ビジネスの拡大をめざすという。具体的には、インフォテリアの「Handbook」に、富士通のシステムインテグレーションを組み合わせることで、情報配信基盤として高いセキュリティを備え、コンテンツからデバイスの管理を含めた企業向けサービスを提供するという。
発表によると、今回の協業には次のようなねらいがあるという。
・「Handbook」と業務システム/サービス連携を実現
企業内のドキュメントやファイルなどの情報配信、情報共有といった「Handbook」の従来の機能に加え、富士通との連携により、業務システムとの連携や閉域網でのセキュアなネットワーク接続など、さまざまなニーズに対応することが可能となる。
・垂直統合型サービスとして提供
「Handbook」の活用により、さまざまな業種/業態のユーザーに対して、スマートデバイスを活用した新たなワークスタイルの提案が可能となる。また、サービス/ソリューションからサービスプラットフォーム、ネットワーク、スマートデバイスまでをワンストップで提供し、さらに、コンテンツの配信サービスと業務システムとの連携も富士通が構築し提供することが可能。
なお、両社の協業によるサービスの提供開始は、2012年7月を予定しているという。
■ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/02/23.html?nw=pr
■「Handbook」のWebページ
http://handbook.jp/