ioMemory SDKには、レイテンシの削減、フラッシュメモリの効率的利用、ソフトウェアをシンプルにするKey-ValueストアAPIが含まれるという。また、ほかのPOSIX準拠ファイルシステムと同様に利用できるdirectFSが提供されるという。directFSは、APIと同様、ioMemoryに直接アクセスするファイルシステムで、とくにOSのバッファキャッシュやブロックI/Oレイヤ、ファイルシステムレイヤを完全にバイパスすることにより、レイテンシを大幅に削減するとしている。
ライブラリやAPIを含むioMemory SDKは、Fusion-io Developer Programを通じて「早期アクセスパートナー」向けに提供されるという。Fusion-io Developer Programは、フラッシュメモリ上でネイティブ動作するアプリケーションを開発するソフトウェア開発者向けのプログラムだという。このプログラムでは、開発者コミュニティ向けにDeveloper Programポータルが用意されており、ホワイトペーパー、ブログ、FAQなどの形で情報提供が行われているという。
Fusion-ioは、ストレージメモリープラットフォームを提供している。重要なアクティブデータをCPUに近接させることで、データセンター内のデータ処理能力を向上させるとしている。
■Fusion-ioのWebページ(日本法人)
http://www.fusionio.jp/
■Developer Programポータル(英文)
http://developer.fusionio.com/