NECソフトは17日、アプライアンスサーバの最新版「AddPoint/MailWallServer V6.0」を販売開始した。
「AddPoint/MailWallServer」は、必要なときに検索・監査ができ、ログの採取、統計情報などのレポート機能、配送制御、キーワード検査などを利用できるアプライアンスサーバ。電子メールセキュリティ管理ソフト「GUARDIANWALL」を搭載しており、送信前にメール内容を検査し機密情報や不適切な情報が送出されるのを防ぐフィルタリング機能と、送信する電子メールデータを本文・添付ファイル含めすべて保存するアーカイブ機能を備えている。
今回の最新版では、次のような変更が行われた。
- solo Advancedモデルの追加
フィルタリングを行う検査サーバと、データの管理および検索を行う全文検索サーバ両方の機能を1台で実現するsolo Advancedモデルが追加。
- 「GUARDIANWALL」最新バージョン(V7.1)を搭載
GUARDIANWALL V7.1 for Linuxを搭載することにより、新たにMicrosoft Word/Excel/PowerPoint 2007、一太郎 2005/2006/2007、PDF 1.7ファイルも検査対象となった。
- サーバプラットフォームの強化
デュアルコアCPU、SASディスクアレイコントローラを搭載する最新のIAサーバに変更。
価格は382万円(solo Standard 50ユーザーモデル)からとなっており、NECソフトでは今後3年間に200セット、10億円の売上を見込んでいる。