今回の機能強化により、すでに提供しているSalesForce.comやGoogleAppsとの連携に加え、オンライン会議や電子メールなどの機能を提供している「Office365」との連携も実現し、「NEC Cloud Authentication」による認証が可能になるという。
これにより、ユーザの利便性はそのままに、さらに安全に多様なサービスを利用することができるようになるとしている。
「NEC Cloud Authentication」は、NECのID活用基盤ソフトウェア「NC7000-3A」をベースに、ソフトウェア証明書を用いた二要素認証を採用しているという。
これにより、スマートデバイスからIDパスワードを入力することで、許可されたデバイスとユーザの識別を行い、業務アプリケーションへのアクセスを実現するという。
また、このサービスは、OpenID、SAMLなどの標準プロトコルに対応しており、複数のアプリケーションを1つのID/パスワードのみでシングルサインオンすることが可能だという。
複数の業務アプリケーション用のIDは「NEC Cloud Authentication」で一元管理することが可能であり、またActive Directoryと連携することで、以前から使っている社内IDをそのまま利用することも可能だという。
Office365への対応機能を追加した「NEC Cloud Authentication」の価格は、50ユーザで月額22,000円(税抜)。
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