日本オラクル、高速DBマシンの最新版「Oracle Exadata Database Machine X4」を発表
Database as a Service、OLTP、データウェアハウジングを強化
「Oracle Exadata Database Machine X4」は、ハードウェアおよびソフトウェアの刷新により、性能の向上、容量の拡大、データベース展開の効率性およびサービス品質の向上が図られ、性能で50~100%向上、ストレージ容量は33~100%拡大したとしている。
特に、Database as a Service(DBaaS)、オンライン・トランザクション処理(OLTP)、データウェアハウジングの機能が強化され、データベースにおけるさまざまな課題を容易に解消できるよう設計されているという。
最新版は、「Oracle Database 12c」の新機能であるマルチテナント・アーキテクチャを利用することで、データベース集約における高いリソース効率と運用工数の削減が可能。
さらに、「Oracle Enterprise Manager 12c」のクラウド・サービス機能に含まれるデータベース・サービスのプロビジョニングをはじめとした管理機能を利用することで、DBaaSを迅速かつ容易に実現できるという。

発表によると、「Oracle Exadata Database Machine X4」の主な強化点は次のとおり。
・DBaaSアーキテクチャで何百ものデータベースを1台に統合
「Oracle Exadata」により、何百ものデータベースをDBaaSアーキテクチャとして単一のラックに統合可能。コストを大幅に抑えながらデータベース・サービス作成の俊敏性を向上可能。
・大容量フラッシュによるOLTP処理の大幅な高速化
物理フラッシュの大容量化と独自の超高速フラッシュ圧縮技術により、有効フラッシュメモリ容量を4倍に拡大、OLTP処理を大幅に高速化。
・キャッシュ技術によるデータウェアハウジング処理の性能向上
データウェアハウスで一般的なテーブルおよびパーティションのスキャン処理に焦点を当てた新しいFlash Cachingアルゴリズムにより、データウェアハウジング処理の性能が向上。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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