今回の協業により、両社は次の4分野を中心として協業を進めていくとしている。
1. Windows Azure仮想マシン上での動作検証
トレンドマイクロは、物理/仮想/クラウド環境のいずれにも最適なサーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security(TMDS)」をWindows Azure上で動作検証し、オートスケール環境にも適した動作をすることを確認。検証結果をふまえ、Windows Azure環境でのTMDSサポートを2月25日より開始するとともに、今後さらにWindows Azure環境での各製品の検証を実施。
2. 安全に実装するための技術ガイダンスの開発
各種製品の動作検証だけではなく、日本のユーザの利用シナリオを想定した技術検証や、Windows Azure独自の環境での技術検証を、両社のエンジニアおよび実装パートナーと連携して行うことにより、安全に実装するための技術ガイダンスを開発し、2014年3月にリリース予定。
3. Windows Azure 実装パートナーへの支援
Windows Azureを基盤としたSIやコンサルティングの実績を持つWindows Azureのパートナープログラム“Azure Circle パートナー”に対し、セキュリティ製品を実装するための技術トレーニングを、2014年第2四半期から両社共同で開始。
4. Microsoft Technology Centerにおけるクラウドセキュリティに関するコンテンツの共同開発
日本マイクロソフトのMicrosoft Technology Centerにおける、クラウドセキュリティに関するコンテンツの共同開発を通じて、法人顧客およびパートナー企業へ最新のクラウドセキュリティに関する情報提供を2014年第2四半期より開始。2014年度に50社へのブリーフィングセッションの実施が目標。